セッションについて

個人セッションは、自分のためのとっておきの贅沢な時間です。 あなたが「本当の私」に出会いたいと、心の底から願ったとき、セッションはその扉を開く鍵となります。お申し込みはこちらから>>

NLP神経言語プログラミング体験談

私が最近体験したアリアのセッションは、『NLP 神経言語プログラム』です。「NLP? 神経言語プログラム?」と思われる方もいらっしゃると思います。調べてみると、もともとは心理療法としてアメリカで70年代から体系化されたものなのだそうです。NLPの基底にあるのは、20世紀を代表する心理学者たちによる心理療法。これが、その後、さまざまなフィールドに応用されて、インターネットなどで見ると『ビジネスNLP』とか『子供ためのNLP』など、いろいろな題材のものが見つかります。

このNLPというセッションには、たくさんのツールがあり、ファシリテイターによってセッションの内容に特徴が出ます。藤井さんはエネルギーワーカーなので、セッションの方法も直感的・右脳的なアプローチが得意だそう。また、NLP自体は、自分を主体として問題解決をしたいタイプの人に向いているとのことで、「とてもおもしろいですよ」と言われて、受けてみることにしました。

セッションルームに入って最初に、解決したいと思っている問題についてヒアリングがあります。うまくいかない人間関係が特定されると、その相手との関係がテーマになります。私の場合は、長年つきあっているパートナー。相手に対して、どうしても不満がある、自分が相手に期待するものが、なにひとつ帰ってこない…ということがテーマになりました。

セッションで登場するのは、4人のパーソナリティ。「自分」、「相手」、「第三者」、「メタポジション」です。この4つをカードに書いて、床の4箇所に置きます。セッションでは、藤井さんの指示に従って、この4人の場所を順番に回ります。

この4人の場所、というのは、本当にシンプルな設定で、ただ、紙のカードを置いただけの場所なのですが、とても不思議なことに、自分の場所と相手の場所に立ったときとでは、身体の感覚がまったく違うんですね。知らない間に斜に構えた立ち方をしていたり、ふらふらしてうまく立てなかったり。非常に厳しい人間関係に対峙している人の場合は、相手と向かい合っているという設定をしただけで、自分の場所に立てずに倒れこんでしまうケースもあるそうです。自分の抱えている心理的なものが、単純な仕組みだけに、はっきり表れてしまうのかもしれません。

今回のセッションでいちばんショッキングだったのは、相手の位置に立ったときに、自分の方から真っ赤な怒りのエネルギーのようなものが押し寄せてくるのを感じたこと。相手にとってはtoo muchで、今はそのエネルギーを逸らすことで精一杯、だから自分に対して煮え切らない、避けるような態度ばかりを取るんだということが腑に落ちたのです。見えない相手に対して、自分で自分を苦しめていることにも気がついて、だいぶすっきりとしました。

このプログラムは、こういった自分が知らない間に作り出していた「思い込み」を、リセットしてくれるような気がします。一回ですべてが完璧に解決して晴れ晴れ、ということではありませんが、少なくとも、自分の考え方の“悪習”のようなものからどうやって自由になるか、フラットな目で人間関係を見つめる視点をどう保てばいいのか、ということは、学習できます。このセッションで学んだことは、セッションの後も、自分なりに“自習”していくといいような気がします。

東京都R (40代女性・会社員)