ここでは、セッションを通して私が感じ、考えていることを書いています。「どんなセッションなのだろう」、「この人はどんな人?」と思われた方は、こちらからお読みください。

スピリチュアルヒーリングで大切なのは「ハートを開くこと」です。

「オーラリーディング」というセッションでは、その人のエネルギーを見るのですが、「スピリチュアルヒーリング」というセッションでは、エネルギーを動かす、という作業をしています。「ヒーリング」というセッションを相手の方に説明するときに、私はよく、自分の身体の中のお掃除や棚卸しのようなものです、と説明しています。たとえば煙突掃除のように(古いですが)、煙突が詰まって不調なら、まずその詰まりを取り、ススを払わないと煙が通らないように、エネルギーのチューブもきれいにすると、自然に身体の中にエネルギーが流れてくる、と説明しています。詰まりさえ取れば、後は自動的に流れがよくなる、ということです。

「ヒーリング」は奥が深くて、なかなか言葉で表現するのが難しいのですが、私がこのセッションを通じて興味があるのは、「変容」です。「変容」とは、自己の内面をさらに掘り下げたり、エネルギーシステム自体をより活性化して進化させること。セッションを受けた人が、今までにない境地にたどりつくことは、私にとっても楽しいことです。今までの自分を超えること、そうしたことに興味がある人には、特に向いているように思います。

私のヒーリングは、まずカウンセリングし、現状やどうなりたいかをお聞きして、沢山ある手法の中から、最適なものを選んで組み合わせるオーダーメイドの方法を取っています。

病気や不調は、エネルギーが滞る状態が続き、身体の中にブロックができると起こってきます。ブロックされたエネルギーは、身体の中や、ときにはオーラやチャクラの中に蓄積されています。そのエネルギーは主に、過去の何らかのトラウマに関係していて、ときには過去生からのものもあり、ヒーリングしていくと、ブロックされたエネルギーが、身体の特定の場所に溜まっているのがわかります。

ヒーリングで大切なことは、「ハートを開くこと」です。ハートが開くと、それだけで十分ヒーリングになっているといっても過言ではないくらいです。どんな人もハートは閉ざしがちなのですが、ハートを開くと文字通り心も柔らかくなるし、身体も柔らかくなります。ハートは自分以外の世界と繋がる窓口でもあるので、より崇高な体験や未知の世界を探求したいなら、ハートを開くことがその第一歩になります。

ヒーラーは、ハートを開いてクライアントの方と繋がること、そして、その人を尊重し受け止めることが、とても重要です。その人がハートを開くと、エネルギーの回路が開かれて、その人の中に宇宙の生命エネルギーが流れ込んできます。エネルギーの回路が開くとき、体の中に垂直にあるエネルギーのチューブがどんどん広がります。そのチューブは、宇宙の星雲のような形のエネルギーフィールド(マカバとも呼ばれています)の中心にあって、そのチューブを通って意識を拡大させていくと、自分の開けていない扉が開かれる、そのような体験をクライアントがすることもよくあります。

ヒーリングをしているとき、その人に必要なヒーリングを宇宙に「オーダー」することもよくあります。これはとても楽しくて、何が起こるのか、私にとっても楽しみなところがあります。もちろん、最初に場の設定やヒーリングの意図を伝えているので、安全なヒーリングです。その人の波動やその時のニーズに合う天使やマスター達、神話の世界の神のような元型的存在や、自然界の精霊たちなどが時折遊びに来て、必要なヒーリングを行なって帰っていきます。そういう存在は、自分が何者かきちんと名乗ってから、仕事をしてくれます。彼らから私が学ぶことも多いのです。また、自分と契約のある特定のガイドたちに手伝ってもらうこともあります。彼らとは、今ではチームのようになっています。

どの人も固有の波動を持っていて、そのなかにもいろいろなレベルの波動があって、どのレベルのものがどういう状態になっているのかを見極めるのが大切です。それに合わせて、ときにはトーニングやクリスタルボウルの音を鳴らしたり、アロマを使ったり、クリスタルを使ったり、さまざまな手法を組み合わせてヒーリングをしています。

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